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インストールと初期設定

インストールの準備

データベースを用意する

MySQL対応の標準版をインストールするには、XAMPPかXAMPPに準じたWebサーバシステム(Apache2.2+PHP5.2+MySQL5.1+SQLite3.3)と、自由に使えるMySQLデータベースが1個必要です。レンタルサーバの場合、PHPは使えてもMySQLデータベースはオプションか、数量に制限があるので事前に契約内容を確かめてください。

インストールに先立って決定しておかなければならないのは、データベース名(新しければek_mywebを推奨)とユーザー名(新しければek_masterを推奨)、そしてパスワード(任意)です。データベースは1個でも複数のek-MyWEBをインストールできます。またWordPressなどに使っていたデータベース内に、居候のように追加インストールできます。

*パーソナル版の場合、このような準備は不要です。ただしSQLite(3.3)が使えることを必ず確認しておいてください。

サーバへファイルをコピーする

インストールの手順はWordPressに準じていますから、WordPressをインストールした経験をお持ちなら、何も障害はないでしょう。ダウンロードしたzipまたはtar.gzファイルを解凍して、サーバへそっくりコピーします。いきなりルート(XAMPPの場合、htdocs)ではなく、最初はサブディレクトリへコピーするのがよいでしょう。何しろ1MBそこそこですから、ファイルコピーも苦にならないはずです。ルートにインストールする場合のディレクトリ構造と主なファイルを次に示しますが、ディレクトリが5個とPHPプログラムファイルが約120個あります。ディレクトリ構造が単純なのは、アップデートやカスタマイズ、さらにサイトの移転・拡張を容易にするためです。

  • public_html、htdocsなど(ルート、書き込み可)
    • ek-Backup(バックアップ用、書き込み可)
    • ek-Head(ユーザーテンプレート用、書き込み可)
      • ek-Categories.php(メニュー・カテゴリー用、書き込み可)
      • ek-Editors.php(カテゴリー担当編集者用、書き込み可)
      • ek-Globals.php(グローバル変数用、書き込み可)
      • ek-Index.php(トップページ用、書き込み可)
    • ek-Uploads(画像アップロード用、書き込み可)
      • kenrokuhead.jpg(ヘッダー画像見本)
    • ek-Thumbs(画像サムネイル用、書き込み可)
    • ek-Styles(テーマ・スタイル用、書き込み可)
      • new-default(テーマ、書き込み可)
    • ek-Album.inc.phpほか(プログラム)

*ローカルのLinuxサーバで直接作業を行うときは、rootでなくFTPユーザー名でログインしておきます。

プログラムファイルとテンプレートファイル

ek-MyWEBではデータの処理を受け持つ「プログラムファイル」と、ユーザーがカスタマイズする「テンプレートファイル」を明確に分けています。プログラムファイルはインストールされたルートディレクトリに存在し、テンプレートファイルはサブディレクトリに存在します。これは前述のようにプログラムファイルのアップデートをスムーズに行うための仕様です。またユーザーがスムーズにテンプレートファイルの修正を行うために、サブディレクトリとその中のテンプレートファイルを、基本的に全て「書き込み可能」とする必要があります。

パーミッションを設定する

前に示したように、ファイルを転送した先のディレクトリと、その中に作成された新しいディレクトリ(ek-から始まる名前のもの、およびdefault)に、ファイルの書き込みを許可するパーミッション(777rwxrwxrwx)を設定します。これらの操作は、ファイルの送り元のFTPソフト側から行います。手元のローカルサーバにインストールする場合、ついうっかりroot権限のままやってしまいがちですが、それではあとで困ることがあります。rootで作成した場合は、所有者名をFTPユーザー名に変更します。なおWindowsXP Professionalなどパーミッションの設定が不要な場合があります。

*FTP権限を持たないユーザーにテンプレートあるいはテーマ・スタイルの編集を行わせるときには、あらかじめ「ek-」で始まるディレクトリと、その中のディレクトリおよびファイルに対して、「書き込み可」のパーミッションを与えておいてください。

*レンタルサーバによっては起動ディレクトリのパーミッションの推奨設定が異なり(755rwxr-xr-x)、さらにPHPプログラムファイルに「実行」属性を付加しておかなければならないことがあります。サービス業者の設定マニュアルなどでご確認ください。

ブラウザからインストール先へアクセスする

パーミッションの設定が終わったら、ブラウザを起動してインストール先のURLへアクセスします(ローカルサーバの場合、http://localhost/など)。コンフィギュレーションファイル(ek-config.php)の作成ができていない、まっさらの状態なら、自動的にインストールプログラムが起動して、インストール画面となります。色がグレーなのはデフォルトのスタイルシートが適用されていることを示します。

*インストールプログラムがうまく起動されないときは、PHPプログラムの実行が許可されているか、パーミッションなどサーバ側の設定を確認してください。

WebMatrix環境におけるインストール

WebMatrixはマイクロソフトが提供するWebアプリケーションの統合環境で、PHPアプリケーションもXAMPP for Windowsによらずインストールできます。

当サイトの「ダウンロード」からSQLite3.3対応のパーソナル版をダウンロードして、WebMatrixデフォルトの「My Web Sites」フォルダ内に解凍します。そのフォルダを指定して「フォルダーからサイトを作成する」を選択すると、ファイルの一覧が表示されます。

つづいて作業ウインドウ左下の「サイト」アイコンをクリックすると、動作URLがわかります。

動作URLをクリックするとブラウザが起動して、ek-MyWEBのインストール画面が表示されます。PHPが有効でないときは、エラーメッセージが表示されます。そのときは「設定」アイコンをクリックして「PHPを有効」として、必要ならばPHPの追加インストールを行い、それからサイトを再起動します。

*MySQL対応の標準版ek-MyWEBをインストールするには、MySQLとphpMyAdminを、Microsoft Web Platform Installerからインストールして、管理ユーザーとデータベースを用意しておく必要があります。


インストールそのものは1分勝負です

install.jpg
インストール画面

*ディレクトリのパーミッションが適切に設定されていないときは、警告メッセージが表示されます。

サイトの名称とサブタイトル、公式URL

インストール画面にはek-MyWEB.comのインストール例が示されています。

サイトの名称」はサイトの公式名称ですが、あまり長くないものが適しています。

サイトのサブタイトル」は少し長くなっても構いません。サイトの特徴がよくわかるものが適しています。トップページのタイトルバーに表示されるページタイトルは、サイトの名称にサブタイトルを加えた書式となります。これはSEOを意識したek-MyWEBの仕様です。

公式URL」にはサイトの公開用URLを記入します。公開サーバでなく、手持ちPCのローカルサーバの場合「http://localhost/ek-myweb/」のように設定します。社内サーバのように他のパソコンからアクセスできるようにするには、localhostでない固有のホスト名か、固定IPアドレスとします。

*WebMatrixがインストールされている環境でさらにXAMPPをインストールして起動する場合は、「localhost」でなく「localhost:8080」でないと正しく起動できません。

データベースサーバ名、時差

データベースサーバ名」はレンタルサーバにおいて指定されている場合はその名前とします。指定がなければ通常「localhost」でOKです。ドメインサーバ名が既に有効であればそのサーバ名を指定できますが、普通はその必要はありません。

時差」はサーバの設置場所が海外であるとき、記録される時刻がずれてしまうので、その時差を指定します。

データベース名、ユーザー名、パスワード、

先にphpMyAdminなどを使って設置してあるデータベース名、ユーザー名、パスワードを入力します。「テーブル接頭句」というのは重要で、同じドメインの中でek-MyWEBを複数インストールするときに、それを区別するために必要となります。通常は混乱を避けるため、ルートディレクトリにインストールするときは「www_」、サブディレクトリにインストールするときは、その名前にアンダーラインを加えたものを指定してください。WordPressのデータベース内にテーブルを同居させることもできます。WordPressのテーブル接頭句はデフォルトでは「wp_」なので、区別するため「ek_」などとする方法もあります。

*SQLiteのパーソナル版の場合、ユーザー名とパスワードは不要です。

管理者、経営者、編集者

インストール時にはデフォルトで3人のユーザーを登録します。経営者と編集者が未定の場合は、管理者と同じメールアドレスでも構いませんが、パスワードは別にしてください。インストールプログラムは乱数を使って自動的に8桁のパスワードを作成してくれます。それをそのまま使うか、わかりやすいものに変えることもできます。インストール時に設定したパスワードはメールアドレス先には通知されないので、すぐ試す必要があるなら、メモをとっておいてください。

SQLite3.3が利用できないエラー

XAMPP for Windows 1.7.1の場合

デフォルトではSQLite2.8は利用できますが、SQLite3.3を利用するには「c:\xampp\php\php.ini」ファイルの646行目あたりを次のように編集して、ライブラリの読み込みを有効にする必要があります。編集後に改めてXAMPPを起動します。このファイルが見当たらないときはフォルダオプションにある「登録されている拡張子は表示しない」をオフとしてください。

extension=php_pdo_sqlite.dll


サイトの初期設定

最初のログインへ

設定項目に誤りがなければ、インストールはあっけなく終わり、このようにログインへの誘導メッセージが表示されます。もし警告メッセージが表示されたら、その内容を確認して再度インストールを試みてください。なお標準版の場合、指定するデータベース内に同名(接頭句が同じ)テーブルが存在する、またはテーブルの作成に失敗した場合は、コンフィギュレーションファイル(ek-config.php)の作成だけが行われます。できればこの段階でphpMyAdminなどのデータベース管理ツールを使って、指定したデータベース内にek-MyWEBのテーブルが5個と、ビューが1個作成されていることを確認してください。

first_page.jpg
インストール直後のトップページ

管理・編集モードの画面表示

ログインするとわかりますが、ek-MyWEBには特別な「管理画面」というものは無く、ログインしたユーザーのアクセス権限によって、利用できるメニューが表示される、あるいは入力・編集フォームや操作ボタンが画面に現れるというユーザーインタフェースとなっています。そのため編集機能の選択と編集したいカテゴリー、あるいは記事への移動がスムーズです。記事の編集が可能な状態を、当マニュアルでは特に「編集モード」と呼びます。

メニューの構成、スタイルの変更・編集

インストール直後は標準プランによるメニュー表示となります。メニュープランが既にできている場合は、「メニュー構成マニュアル」に従ってメニュー項目を編集してください。

標準プランのデフォルトでは標準デザインのグレーのテーマカラーとなっていますが、とりあえずサイトにふさわしいテーマカラーを「スタイル変更」メニューから選択してください。このとき標準デザイン以外のレイアウトも選択できます。背景色の変更などは「スタイル編集」メニューから可能となっています。

ヘッダー画像の差し替え

ダウンロードパッケージに含まれるデフォルトのヘッダー画像は、金沢市の観光写真1点となっていますが、サイトの個性を明瞭にするために差し替えをお勧めします。825x200pxまたは720x175pxのJPEG画像を画像アップロードからアップロードして、さらにテンプレートの編集から「ek-Globals.php」ファイルを編集することで、「HOME」のほか5個あるメニューグループごとに異なる画像を設定できます。またヘッダーファイルを直接HTMLで編集すれば、ヘッダー画像を静止画でなくFlashムービーを埋め込むことも可能です。この場合は埋め込むスペースのサイズ(デフォルトでは横幅720px)をスタイルで確認してください。

Lightbox2の追加インストール

ek-MyWEBでは画像の拡大表示に効果的な、JavaScriptの人気ライブラリであるLightbox2を標準でサポートしていますが、ダウンロードパッケージには含まれていません。このライブラリがなくても特別支障はありませんが、追加のインストールをお勧めします。公式サイトからダウンロードしたライブラリの「lightbox」フォルダ(およそ270KB)を、ek-MyWEBのディレクトリ内にコピーしてください。それからこのディレクトリパス(デフォルトでは「./」)を設定ファイル(ek-config.php)の末尾に、次のように記述します。

$ek_LightboxDir = './';

複数のek-MyWEBをサブディレクトリにインストールする場合、lightboxをルートディレクトリに1個だけ置いて、サブディレクトリにあるek-MyWEBから共有できます。そのときはそれぞれのlightboxへのディレクトリパスを1段深く(「../」など)します。パスが正しくないとLightboxの効果が得られません。

Lightbox2の公式サイト

*Lightbox2の表示にはパソコン側にそれなりのCPUパワー(ペンティアム3GHz以上)を必要とするので、不特定多数のユーザーが閲覧するサイトの場合、採用を避けたほうがよいという判断もあります。また拡大表示の対象となるファイルが存在しない場合、Lightbox2がフリーズしてしまうことがあるので、バージョン1.1_RC4より、Lightboxへのディレクトリパスを「$ek_LightboxDir = '';」のように空白とするか削除すると、Lightboxの動作を明示的にオフとすることができるようになっています。

*2012年4月現在、Lightbox2はHTML5に対応しておらず、W3Cのバリデーションチェックをかけると、画像リンクの箇所がエラーとなります。

OpenIDライブラリの追加インストール

OpenIDによるログインを実現するには、別途ライブラリ(php-openid-2.1.3)のインストールが必要です。次のURLからダウンロードしてください。解凍したディレクトリのうち、実際に必要なのは「admin」「Auth」「contrib」の3フォルダと、「examples/consumer」にある「common.php」「try_auth.php」「finish_auth.php」の3ファイルで、サイズは合計600KB程度となります。当サイトのオプション「OpenIDサポートキット」の「open_id」フォルダの中へコピーして、サイトのルートディレクトリにアップロードします。その後「ek-config.php」に次のように追加記述します。

$ek_OpenDir = './open_id/';

== サイトの構成 ==
./ek-Backup/以下略
./ek-Head/以下略
./ek-Uploads/以下略
./ek-Thumbs/以下略
./ek-Styles/以下略
./open_id/admin/以下略
./open_id/Auth/以下略
./open_id/contrib/以下略
./open_id/common.php
./open_id/try_auth.php
./open_id/finish_auth.php
./open_id/index.php <= オプションのOpenIDキットから
./ek-Album.inc.phpほか略

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