ek-MyWEB

ek-MyWEB(イーケー・マイウエブ)とは Topic

金沢発の、超軽量級オープンソースCMSです

ek-MyWEBとは2009年2月金沢市のミタスタジオ(代表:美多幸夫)が開発したCMS(コンテンツマネージメントシステム)で、インストールに必要なディスクスペースが、わずか1MBそこそこという、文字通り超軽量級のWeb開発システムです。桁違いに軽量な上にプレゼンテーション機能を強化しているので、大学や専門学校、職業訓練施設など教育機関における大量導入に適しています。また地域の商店街などで、共通のWebツールとして使えるよう、シンプルなショッピングカート機能を標準で備えているのが特徴です。

ミタスタジオではek-MyWEBを、自社のみのWeb開発システムに留めおくことなく、広く活用していただくために、金沢発、石川発のGPLによる*オープンソース・ソフトウエアとして公開することを決断し、その開発・メンテナンス業務を非営利団体ek-MyWEB.comへ移管いたしました。なお当然といえば当然ですが当サイト自身、ek-MyWEBで制作されています。

*オープンソースとは、プログラムソースを公開して、だれでも無償で利用できる形式となっているアプリケーションプログラムを意味します。最も大規模なオープンソースにLinuxがあります。多くはネットから簡単に入手できますが、利用に際しては自己責任が求められます。

Web開発のための基本システムです

ek-MyWEBはホームページビルダーDreamweaverのように、Webデザイナーあるいはエンドユーザーが使う、いわゆる「ホームページ作成ソフト」ではなく、ek-MyWEBがサーバにインストールされていれば、ホームページの作成が楽になる、ネットショップがすぐ開店できる、いうなれば「ホームページ作成システム」です。専門家でない限りホームページ作成ソフトは必要ありません。

CMSとは何か?

CMSとはコンテンツマネージメントシステムの略で、これまでのホームページのように、1ページずつHTMLと呼ばれる言語で記述するか、ホームページビルダーのような市販のソフトでデザインして、それらのページを関連付けするというやり方でなく、ホームページの中身(コンテンツ)をブロック化して、データベースに保存するので、あとで記事の書き換えが容易、情報を検索しやすいところに大きな特徴があります。

よく知られている代表的なCMSとして、ブログツールがあります。難しいHTMLをおぼえる必要もなく、メールを打つような手順で個人ホームページが簡単に作成できることから、Yahoo!など大手のインターネットプロバイダでは、必ずといってよいほど何らかのブログツールが加入者に無料で提供され、人気を博しています。ただしこれらの無料ブログでは商業利用が禁止されているので、企業が導入するには問題がありました。せいぜい社長の個人ブログというスタンスでしか利用できないのです。

企業向けにはMovableTypeWordPressなど、オープンソースのブログツールも少しずつ浸透しつつあり、対応するWEB制作会社もありますが、機能が限定されている割には難解で、零細な個人企業が導入するには敷居が高すぎるのが現状です。また純国産のCMSも数多くありますが、そのほとんどがライセンス料の支払いが必要なものとなっています。

教育機関、地域商店街などの一括導入に最適

サーバにインストールするには、WordPressで約5MB、XOOPSなど他の有名CMSは10MB以上必要ですが、ek-MyWEB1MB程度の超軽量なので、大量に、ディレクトリごとにすばやくインストールできます。同時期に100人単位の実習環境を整えなければならない、大学や専門学校、職業訓練施設など教育機関への大量導入に有用です。また同じドメイン内部ならデータベースを共有できるので、顧客情報(会員情報)をできれば共有したい地域商店街各種公共団体などにおける、一括導入にも適しています。

イントラネットで社内情報管理にも使える

画像を含めた商品管理データベースの構築は、一般的になかなか骨の折れる作業となりますが、ex-MyWEBならXAMPPサーバを社内に設置するだけで、すぐ始められます。商品管理データがそろったら、次は顧客データをそろえます。その二つの情報をリンクさせれば、立派な顧客管理システムができあがるというわけです。

*イントラネットのアプリケーション開発についてはオプションとなります。社内にPHPプログラマーがいない場合、ek-MyWEB対応のASP事業者、またはサポートハウスにご依頼ください。

ek-MyWEBの主な機能

モデルとモジュール

ek-MyWEBのデータベースには基本的に1個のテーブルのみがあり、そのテーブルに対してデータをエンコード(書き込み)、デコード(読み出し・表示)する処理ルールをデータモデルあるいは単にモデルと呼び、その処理を受け持つプログラムをモジュールと呼びます。現在開発済みであり、標準プランに含まれるモデルは、以下の一覧表(Tableモデルで作成されています)の通りです。他のCMSにおいては、モデルと似た概念としてタイプと呼ばれるものがあります。

いずれも(Magazineを除いて)画像添付が可能です。詳しくは各モデルのマニュアルをご覧ください。なおページングというのは一定件数以上になった場合、ページを分割して表示する機能で、掲示板などでは普通に行われています。ただし商品などの場合、カテゴリーを分割する方が、顧客にはわかりやすくなります。

一覧表のほかデータ管理用各種ツールを開発中です。なおデータテーブルの構成フィールドについては、プログラムソースの中で仕様が記述されているので、ユーザー側で独自の処理モジュールを開発することが、十分可能です。

記事

ek-MyWEBではページを構成するコンテンツの最小単位を「記事」と呼びます。記事はデータモデルごとに用意された入力フォームからサイトへ投稿できます。記事にはメールのように、タイトル(見出し)とメッセージ(本文)があり、さらに関連URL(ハイパーリンク)の記入や、画像ファイルの添付が可能です。PageモデルやCardモデルにおいては、タイトル抜きの本文やURLだけの記事もページの構成には効果的です。

カテゴリー

コンテンツの1項目、1ページをカテゴリーと呼びます。カテゴリーは通常、メニューの1項目と一致します。カテゴリーには対応するデータモデルが割り当てられます。例えばこの「ek-MyWEB」コンテンツは、カテゴリー番号[1]で、データモデルは「Page」となっています。どのコンテンツがどのカテゴリーを示し、どのデータモデルによって処理されるかは、管理メニューの「カテゴリーとメニューの編集」で確認できます。また一度決めた特定のカテゴリーのデータモデルを、あとで変更することが可能です。例えばDiaryからBlogへ、DiaryからPageのように変更できます。

ek-MyWEBの標準プランにおいては、非商品カテゴリーと商品カテゴリーを合わせて30個、すなわち30ページ相当分のメニューが設定できます。カテゴリーの割り当ては通常インストール後ただちに行いますが、商品カテゴリーを増やしたいとき、メニュー構成を変更したいときには、カテゴリー番号の付け替えを含めた再設定がいつでも可能です。

カテゴリーは特定の番号を区切りとして、公開ゾーン非公開ゾーンに分けることができるので、例えば会員限定の非公開掲示板、非公開ネットショップの運営も可能です。非公開ゾーンに属するカテゴリーは、会員ログインをしなければ、メニューとして表示されることはありません。またメニューとして表示はされるが、実際のアクセスは会員限定という設定も可能です。

カテゴリーの数には制限がありません。1カテゴリーに商品を20品目登録するとして、標準プランなら20カテゴリー400品目の登録が可能です。メニューを階層化すれば6x20x20=2400品目が登録できることになります。また商品メニュー専用のサイドバーを加えた、3カラム形式にページデザインを変更するという方法もあります。

検索

ek-MyWEBの検索機能は、デフォルトでは常時サイト内の全カテゴリー検索が可能となっていますが、サイドバーのカスタマイズで特定のカテゴリーが選択されている状態ではカテゴリー内検索を行うような設定も可能です。これは基本的に単一テーブルという、超シンプルなek-MyWEBのデータ構造ならではの機能と言えます。キーワードは、空白をはさんで複数のAND条件を設定できる、標準的な形式です。検索対象は現在のところ、件名(中見出し・商品名・作品名)と小見出し(商品コード・作品コード)、およびメッセージ(本文・商品説明・作品説明)となっています。なお記事の中のキーワードから簡単にリンクできるミニWiki機能を使えば、見出しに限定した高速な検索が可能となります。

*特殊記号を入力すると、エラーとなることがあります。また非公開ゾーンのコンテンツについては、会員ログインをしないと検索対象から外れます。また私書箱は検索対象に含まれ、件数にカウントされますが、当事者以外が読むことはできません。

動作環境は?

XAMPP相当のWebシステム

Apache Friends 提供のXAMPPおよびXAMPPに準ずる、Apache2.0+PHP5.0+MySQL5.0システムで、WindowsXP Professional以上、Fedora 8やCentOS 5で動作します。実際ek-MyWEBの主たる開発環境は、CentOS 5.8 + XAMPP for Linuxです。なおバックアップにはSQLite(3.3、XAMPP標準装備)が必要です。MacOS Xでは未確認ですが、XAMPP for Macなら大丈夫でしょう。なお詳しい情報は、「管理者向け情報」からお伝えさせていただきます。

*2009年8月10日発表のXAMPP 1.7.2 では定番管理ツールのSQLiteManagerが動作しないなどの不具合が確認されていますので、お勧めできません。

WebMatrix

マイクロソフトが提供する無償のWebアプリケーション統合環境、WebMatrixでも容易にインストールできます。WebMatrixのダウンロードは以下のURLからできます。

SQLiteに対応 Topic

お手軽なパーソナル版

標準版にはMySQLデータベースが必要ですが、MySQLが使えない、できれば使いたくないという環境でも、SQLite(3.3)が使えるなら、お手軽なパーソナル版を提供します。SQLiteは厳密にはデータベースでなく1個のファイルなので、多数の会員がアクセスして新しいデータを書き込むという使い方にはちょっと厳しいという事情があります。そのためショッピングカート掲示板パフォーマンスが低下することを、あらかじめお断りさせていただきます。ただしデータ形式はek-MyWEBのバックアップファイル形式なので、標準版へいつでも簡単にアップサイズできます。

PostgreSQL8.2に対応

人気のDBMS定番

標準版は基本的にMySQL5対応ですが、オープンソースのデータベースシステムとして日本国内では人気の高い、PostgreSQL8.2対応版も提供しています。通称「ポスグレ」に慣れた管理者にお勧めします。ek-MyWEBがこのように複数のDBMSに容易に移植できるのは、システムがそれだけ軽量でシンプルだからです。

WordPressからの移行・併用に対応 Topic

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WordPress
ロゴ

コンテンツ資源の有効活用

WordPress2.6からのデータ移行に対応可能です。WordPressには基本的にBlogモデルとPageモデルがあり、比較的データの移行が容易ですが、細部の仕様の違いもあるので、すべてのデータが移行できるわけではありません。しかし同じディレクトリにek-MyWEBをインストールして、データをコンバートすることで、貴重な記事データを再入力することなく活用でき、画像へのリンクも保たれます。またバージョン1.2からはWordPressのテーマもek-MyWEBで活用しやすくなっているので、ブログ機能をWordPressに残したまま、ほかのコンテンツをek-MyWEBで制作して、シームレスにつなぐことも可能です。

携帯電話、スマートフォンに対応 Topic

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3Gブラウザによる閲覧

いわゆる3G携帯電話およびスマートフォンにはPCサイトをそのまま閲覧できる「PCサイトビューアー」(auの場合)、あるいは「PCサイトブラウザ」(SoftBankの場合)と呼ばれるブラウザが装備されています。フルブラウザならばログインや記事の投稿が可能となります。ただし携帯電話からのアクセスを想定すると、大きいサイズの画像を減らしたシンプルな画面構成が望まれます。ek-MyWEBでは小さい画面に適したコンテンツの表示が可能です。

*メーカー、機種によって表示結果は異なります。

*QRコードはcmanで作成しました。

iモード(FOMA)に対応

公開ゾーンに属するカテゴリーのコンテンツが、iモード(FOMA)とSoftBankほか各社3G対応の携帯電話からアクセスできます。現在Diary,Blog,BBS,Schedule,Memo各モデルのタイトル、日付、メッセージに加えて、添付のサムネイル画像も表示できます。なお当サイトにおけるiモード対応のURLは、http://ek-myweb.com/imode.php となっています。お試しください。

iモード(Mova)に対応

3G以前の旧機種の中で、比較的ユーザーが多いNTTドコモのMovaについては、サムネイル画像なしとなります。当サイトの対応URLは、http://ek-myweb.com/imova.phpとなっています。お試しください。

ご挨拶

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ek-MyWEB.com 主宰者:美多幸夫

ek-MyWEBの公式ホームページへお越しくださいまして、まことにありがとうございます。ek-MyWEBはオープンソースですが、それゆえに不正に改竄されたプログラムが堂々と流通する危険もあります。一般的にオープンソースのプログラムの中に、悪意あるルーチンを忍ばせることは、技術的にはいとも簡単なのです。そのような理由で、ek-MyWEBをCD-ROMなどで配布することはありませんので、基本的に当サイトからのダウンロード以外のものを、ご使用にならないようにお願い申し上げます。

なお当サイトにおきまして、特に署名のない記事は、私が執筆していますので、お気づきのことがありましたら、「お問合せ・ご要望」または「質問掲示板」からご指摘いただきたく、併せてお願い申し上げます。

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