オープンソースCMSの比較

MTOS 5.13

[オープンソースCMSの比較] admin @2012/04/04 14:22

MTOSというのはMovableTypeオープンソース叛ということですが、MovableTypeの個人ライセンス叛とほとんど変わりないようです。久しぶりにインストールを試みましたが、XAMPP for Linuxへのインストールがうまくいかない問題は、少しも改善されていません。表示されるエラーメッセージから推測すると、どうやらOSデフォルトのWEBサーバーでないと、うまくいかないようです。

WordPress 3.3

[オープンソースCMSの比較] admin @2012/04/04 14:19

最新のWordPressHTML5への対応にも積極的で、デフォルトのテーマ(twenty eleven)には端末のスクリーンサイズに応じて表示が自動的に変化するリキッド型スタイルが採用されています。スマートフォン対策のひとつのアイデアと言えますが、CMSとしてはW3Cのバリデーションチェックをかけると、ちらほらエラーが出るところは少々残念なところです。

Magentoのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2012/04/01 08:39

Eコマースの専用システムとしては、日本国内ではEC-CUBEが事実上のデファクトスタンダードのようですが、ずっと多機能という触れ込みのMagentoというシステムを、日本語のガイドブックが出版された機会にインストールしてみました。海外製品なので日本語エクステンションを追加インストールしなければならないのですが、PHP5.3専用なのでPHP5.2がほとんどのレンタルサーバには導入できなそうです。XAMPP for WindowsとXampp for Linux環境でインストールを試みたのですが、なぜかうまく日本語化できませんでした。XAMPPですんなりインストールできないオープンソースシステムは、評価に困ります。なお全体のファイルサイズは80MBと、EC-CUBEの2倍以上はある、かなり大型のシステムです。

BaserCMSのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2011/08/11 08:40

CakePHPというPHPのフレームワークがありますが、それを使ったCMSがあるということで、インストールしてみました。日記形式と固定ページというシンプルな構成が魅力のようです。本家サイトを覗いてみると、スタッフブログはAmeblo、質問掲示板はXOOPSというふうに、足りない機能はよそから補充するという割り切りかたです。

ダウンロードしたCMSを展開すると10MB程度とまずまずのサイズでしたが、最新のXAMPP for Linux 1.7.4にインストールすると、いきなり得体のしれない警告メッセージがぞろぞろ出て画面表示がおかしくなります。どうやらPHP5.3には未対応らしく、XAMPP1.7.1の環境に移したら、その後はスムーズに進行しました。しかし管理者でログインして新しく記事を投稿しようとすると、画面表示がくずれてうまく入稿できません。このようなケースではアプリ側とフレームワーク側のどちらに欠陥があるのか、判断に困ります。

*その後、Windows環境でインストールしてみると、うまく動作しました。Linux(CentOS 5.6)環境では、記事の投稿時に内蔵のHTMLエディタがうまく動作しないようです。

concrete5のこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/09/08 08:40

以前インストールしていたconcrete5を改めて試してみました。インストールサイズは17MB、作成されるテーブル数は76個と大きいのですが、それなりにユーザーインタフェースの良さが感じられるシステムです。1ページを複数のブロックに分け、マウスのドラッグアンドドロップ操作で構成するところはBiND for WebLiFEを連想させ、間違いなく同ユーザーなら違和感なく使いこなせると思います。もしかしてBiND for WebLiFEの方がconcrete5のインタフェースを真似たのかなと思わせるくらい、よく似ています。ブログベースのCMSとは一線を画し、固定ページを主体としたサイトづくりに適しているのは明らかです。

MODxのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/09/08 08:40

MODxをインストールしてみました。解凍したファイルは6.3MB、作成されるテーブル数は42個あり、日本語サイトのガイダンスに従って慎重に作業を進めたら、比較的スムーズにインストールできましたが、それなりの経験を必要とするCMSです。全体的に「玄人好み」の雰囲気を持ち、リソースと呼ばれるデータがツリー状に表示されるところは、Ploneと似ています。問題点は日常の記事エントリーで、CMSに慣れた編集者ならばともかく、メール+添付ファイル程度の経験しかない一般ユーザーには、かなりキツいのではないかと思われます。

Drupalのこと(2)

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/07/15 08:41

Drupalのインストールに再度挑戦してみました。失敗したときの当てずっぽうなやり方をやめて、今度はDrupalJapanのサイトにあるマニュアルをしっかり読んで、そのとおりやってみたらスムーズにインストールできました。しかしインストール直後のサイトには何もメニューはなく、ゼロからメニューを構築しなければなりません。

MovableTypeのこと(2)

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/06/18 08:41

MT4.2のインストールについて、すぐギブアップしてしまったことは先に書いていますが、解説書を買ってきて再度チャレンジしてみました。やっぱりXAMPP for Linuxの環境にインストールするには骨が折れます。Perlという言語で記述されているので、まず追加モジュールをいくつもシステムにインストールしなければなりません。それからMySQLに接続しようとすると、見たこともないようなエラーが出ます。PostgreSQLに接続しようとしても何故かハングってしまう。仕方なくSQLite接続を選択してようやく立ち上げることはできましたが、目的とするWordPressへのエクスポートへの道のりは、なかなか険しそうで、ひとまずフィナーレとしました。ちなみにインストールに要するディスクスペースは20MB近くあり、作成されるテーブル数も40個程度となるので、ライバルと目されるWordPressと比較すれば、かなりの重量級と言えます。

PukiWikiのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/05/23 08:42

PukiWikiというのはWikipediaで使われているMediaWikiのような、いわゆるWiki系のCMSです。HTMLでない独自の書式ルールがあり、論文の執筆などに必要な見出しづけ、段落、箇条書き、他の記事へのリンク、変更履歴の保存が得意なCMSで、ek-MyWEBとはかなり雰囲気が異なります。ただしMediaWikiがインストールに30MB必要なことに対して、PukiWikiは1MB足らずと、超軽量なところはek-MyWEBとは方向性が同じで、その意味ではよき先輩であり、ライバルといえます。

NetCommonsのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/05/22 08:42

XOOPS関連でいろいろ調べていたら、このCMSに出会いました。何しろ国立の機関で開発され、サポートも継続されているとのことで、早速ダウンロードしてローカルサーバへインストールしてみました。旧バージョンはXOOPSをベースとしていたらしく、インストールそのものはXOOPSと似ていて、経験者としてはスムーズに進みました。必要なディスクスペースは30MB、デフォルトで作成されるテーブル数は133個もあり、かなり重量級のCMSなので、個人がレンタルサーバへインストール、という使い方には明らかに不向きです。またW3Cのバリデーションチェックをパスできない難点もあります。しかしソフトウエアとしての造りはなかなかのもので、これではXOOPSのユーザーがどんどんNetCommonsへ移ってしまうのも当然と思います。重量級ながらek-MyWEBとはオールインワンを目指しているところは同じなので、ときどきは動向をチェックしておきたいCMSです。

LiteNEasyのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/05/21 08:43

これも「軽量 CMS」というキーワードで探したCMSです。もちろん英語版ですが、インストールに要するディスクスペースは4MBとまずまず。初期設定中にパーミッションエラーが出るので、よくよくメッセージを読むと、ユーザー用のディレクトリを4個作成しておかなければならないとのこと。このCMSの面白いところは、1ページずつが1メニューで、それぞれにスタイルシートを設定できるので、ページごとにガラリと雰囲気を変えることができることです。編集も1ページごとなので、ek-MyWEBのようなブロック単位の記事を集めて1ページを構成するということはできませんが、FCKEditorというTinyMCEと似たHTMLエディタを内蔵しているので、HTMLエディタを使った編集に慣れたユーザーにはいいかもしれません。データベースはSQLite2.8対応なので、その意味では参考になるCMSと言えます。文字コードはUTF-8なので、日本語の入出力には問題ありません。

SkyBlueCanvasのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/04/26 08:43

Liteweight CMS」という謳い文句に惹かれて、英語版ですがインストールしてみました。要するディスクスペースは5MBです。あちこちディレクトリのパーミッションを設定して、なんとか管理者ログインまで辿りつくことができましたが、その後の初期設定ではエラーや警告が続出し、英文メッセージを翻訳する気力も失せて、とうとうギブアップしました。データはXML形式で文字コードはUTF-8なので、日本語入力には問題なさそうなのが、せめてもの救いです。

pluckのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/04/26 08:44

「軽量 CMS」というキーワードでググると見つかったのがpluckという名前のCMSです。ダウンロードして解凍すると、必要なディスクスペースは3.6MBとまずまずです。SQLを使っていないらしく、それでデータをどう扱うのか、よく正体がわからないのですが、機能としては「固定ページ」「ブログ」「アルバム」「お問合せフォーム」がデフォルトで用意されています。日本語ガイダンスがないので、その点は不自由ですが、文字コードはUTF-8なので日本語の入力と表示には支障がありません。ガイダンスについては英語ファイルを翻訳すれば、なんとかなりそうなのですが、如何せんページデザインが大雑把でスタイルシートも貧弱、そこを改造するにはしたたか時間がかかりそうです。

phpBBのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/05/21 08:44

あるレンタルサーバ業者が「インストールOK」としているCMSのリストの中にphpBBというのがありました。文字通り、PHPで記述された掲示板システムということで、同じく掲示板をベースとしたek-MyWEBとしては看過できず、早速公式サイトから最新版(3.0.4)をダウンロードして試してみました。日本語版もあまりまごつかずにLinux(Fedora8+XAMPP)へインストールできたのですが、いざ投稿しようとすると「Fatal Error!」となります。英文のエラーメッセージから読み取ると、どうやら日本語処理に問題があるらしい。実際、英語版は同じインストールの手順では支障なく動作するので、このようなエラーはユーザーとしては完全にお手上げです。ちなみにインストールに必要なディスクスペースは8.8MB、作成されるテーブルが62個もあるので、お世辞にも軽量とは呼べません。

Ploneのこと

[オープンソースCMSの比較] admin @2009/04/26 08:45

CMSのことをあれこれ調べていたら、Ploneという、ややマイナーなシステムに出会いました。Ploneはインストールに必要なディスクスペースが200MBも必要な、巨大なCMSです。PloneはCMSというよりZopeという、Webサーバもデータベースも開発言語も含んだ、オールインワンのWeb開発環境の上に乗っかっているのですが、それでもレンタルサーバにはインストールできそうにない、超重量級のシステムと言うことができます。

Ploneの特徴はZODBというオブジェクト指向データベースと、Pythonというオブジェクト指向プログラミングに適した言語をベースとしているので、他の一般的なMySQL+PHPという組み合わせとは、まるで趣が異なります。データベースがオブジェクト指向というのは、際限なく枝葉が分かれていくような、複雑なデータ構造であればあるほど高いレスポンスが期待できるわけですが、このPloneを採用している最も有名なサイトがAmazonと聞けば、なるほどと合点できます。身近なところでは金沢大学の一部のホームページづくりにも採用されているみたいで、注目しています。ただしコンテンツの記事はオリジナルのままでなく、HTMLの状態で保存されるそうで、そこのところは少し気にいらないところです。

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