Blogマニュアル
Blog(ブログ)はDiaryの進化型
Blogモデルの特徴
Blogモデルの入力フォームは、Diaryモデルと全く同じです。各項目の基本的な入力方法については「Diaryマニュアル」を参照してください。新しい記事の投稿は編集者以上の権限で行われます。また投稿された記事はDiaryモデルと同じく、日付の降順で表示されます。
BlogモデルがDiaryモデルと決定的に異なるところは、コメント投稿が可能であることに加えてRSS2.0配信に対応していることで、記事のタイトル(件名)には一層わかりやすさが求められます。すなわち、タイトルだけを見て「この記事は面白そうだ」「この記事は重要らしい」と、配信先の読者にアピールできることが必要です。
要約を意識したメッセージの書き方
RSS2.0配信の特徴として、最新10件のタイトル(件名)以外に本文(メッセージ)の要約が流されます。ek-MyWEBではメッセージ中の句点(。のこと)をカウントして、その2個目までをメッセージからコピーして要約としています。そのため句点の2個目までに、記事の概要が理解できるようにメッセージを書いてください。言いかえれば、よいブログにはタイトルがわかりやすく、その趣旨が本文のはじめに、コンパクトに記述されていることが求められます。
携帯電話への対応
BlogモデルはDiaryモデルと同じく、デフォルトで携帯電話向けメニューに加えられます。記事ごとの添付画像も表示されます。
複数の画像を挿入する方法
Blogモデルでは、記事に添付できる画像は基本的に1個のみです。これでは少々物足りなく感じることでしょう。そのため記事中に画像を挿入できる、ek-MyWEB独自のgタグが用意されています。このタグは次のように、記事中の1行に記述します。画像の配置は左側固定となります。gタグが有効なのは、ほかにDiaryモデルがあります。
<g>sample.jpg</g>
コメントの投稿
コメント投稿のルール
Blogモデルでは、記事に対してコメントを付けることができます。ただしコメントを投稿できるのは登録されている会員のみで、会員ログインをしていない状態では、記事の末尾に「コメント投稿」のボタンは表示されません。
コメントは元の記事と同じブロックに、投稿順で表示されます。コメントにさらにコメントを付けるには、元の記事の「コメント投稿」を利用します。コメントにトラックバックを付けることはできないので、必要があるときは元の記事のトラックバックを利用します。
RSS2.0配信を始めるには
初期設定が必要です
ブログを開設してサイトのトップページからRSS2.0による配信を始めるには、起動プログラム(index.php)のヘッダー末尾に記述してある、次のようなRSSリンク文のコメント記号を外して、有効にする必要があります。
<?php
// echo '<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS" href="./?feed=rss2" />'."\n";
?>
トラックバックを送受信するには
初期設定が必要です。
他のブログサイトへトラックバックを送信、あるいは自サイトのブログへトラックバックを受信するには、初期設定が必要です。はじめにテンプレート(ek-Globals.php)の先頭部分に記述してある、「TRACK_BACK」の値を「1」に書き換えます。デフォルトでは「0」となっています。この記述が見当たらない場合、関連プログラムが不足している可能性が高いので、必ずアップデートしてください。
define('TRACK_BACK',0); // トラックバック送受信の可否
トラックバックURLの入力と送信
トラックバックを送受信できるように設定が完了すると、Blogモデルのカテゴリーにアクセスしたときに表示される、入力フォームの項目が増えます。通常の「件名」「メッセージ」に続いて「トラックバック」の項目に相手先のURLを入力して「新規投稿」をクリックすると、相手先のURLにその内容がPing送信されます。正しく送信できたか確認するため、通常の投稿より少し時間がかかります。送信に成功すれば「送信しました」のメッセージが画面に表示されます。
*URLが不正確などの理由で送信できなかった場合、URLを書き換えて「記事更新」をかけても、Ping送信は再度実行されないので、再送信が必要なときは、新しい記事を投稿してください。
トラックバックの受信
入力フォームの「この記事へのPingを受信する」オプションにチェックをつけると、そのブログ記事の下部にトラックバックを受け付けるURLが表示されます。実際に受信があれば、オーナー宛にその旨メールが届きます。受信したトラックバックは全て「未公開」コンテンツ扱いとなるので、「公開待ちコンテンツ一覧」から「公開許可」へ進むことができます。トラックバックの内容は、関連するブログ記事のブロック内に表示されます。
Backモデル
トラックバックを受信するための特殊なデータモデルで、対応するBlogモデルと同じカテゴリーに属しますが、記事の編集はできず、「公開許可」あるいはスパム対策の「記事消去」だけ実行できます。